Yarn - 糸 / Works
Silk 絹
Apophylliteアポフィライト魚眼石(ネパール産)/Silk絹(ぐんま200)/2019
絹の郷と云われ
その歴史や技術を誇る群馬県桐生市にて
生産されている絹糸のなかに
「ぐんま200」という名の糸がある。
非常に腐りやすくカビも生えやすいといわれる
繭から糸を引いて作る過程があり
通常はホルマリンなどの防腐剤を使用するそうなのですが
ぐんまシルクの製糸工場では独自の技術により
ホルマリンや防腐剤を一切使用しない技術を確立しています。
現代では輸入された絹糸や絹製品が多く
国産の生糸といえばわずか0.5%で
それから作られる製品は非常に希少で貴重です。
今回使用したこのシルクは
ぐんまシルクのなかでも節が少なく
透き通るような白さと繊細な極細感
群馬県で開発されたオリジナルのブランドシルク「ぐんま200」を100%原料として使用し
他、京都で生産されたシルクと合わせました。
繊細さと力強さ。
純白な糸と石。
ふんわり溶けてしまいそうに艶々と
今私の手元に旅を続けています。
すてきなご縁がありますように。
※ご縁をいただき旅立ちました。ありがとうございました。
:
Apophylliteアポフィライト魚眼石(ネパール産)
Silk絹(ぐんま200)
2019